先日の報道で水俣病を題材にした映画が公開されるとありました。当園では毎年、水俣からおいしいみかんを届けてもらっています。農家さんの中には水俣病の被害者の方もいらっしゃって、「被害者の私たちが農薬などによる二次被害をつくってはならない」との理念のもと無農薬での栽培で汗を流し、今の美しい水俣を作っています。

人権問題や環境問題など、ここのところ大きく変化を遂げようとしています。環境問題に関しては2030年までに軌道修正を図らないと人類滅亡の危機にまで発展すると言われています。

今の私たちに求められていることは、問題を見つけそれに「当事者意識」をもって対応することではないでしょうか。一人ひとりが出来る範囲でもいいから、自分や世の中に真摯に向き合っていけるといいですね。

ちなみに映画の主演はジョニー・デップさんです。過去の問題ではなく、今なお苦しんでいる人が世界中にたくさんいて、またそれをどうにかしようとするアクションがこの映画です。

園でも引き続きどのようにしたら一人ひとりがアクションに移せるか考えていきたいです。